航空豆知識とドローン 林 賢太

【JDAメールマガジン第008号 2020年8月4日掲載】

JDA会員の皆さまこんにちは。東京支部長のCO-PI(コーパイ)です。

関東もやっと梅雨明けしましたね~!これからの季節、自身の熱中症対策とドローンの熱対策をしっかりと行い、安全なフライトを心掛けましょう(^o^)/

さぁ、「航空豆知識とドローン第3弾」ということで、今回は「操縦ライセンス」についてご紹介したいと思います。2022年度からドローンも免許制度がスタートするようですが、そもそも有人航空機ではどういう免許制度になっているかご存じですか?有人機の操縦ライセンスについては、航空法第4章「航空従事者」に記載があり、第24条の資格毎に「航空従事者技能証明書(=ライセンス)」が発行されます。

参考)

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=327AC0000000231#D)

さらに、第25条の通り、航空機の種類、等級、型式毎に「限定」が付与される形になります。例えばパイロットの場合、「種類:定期運送用操縦士、等級:陸上多発タービン、型式:ボーイング787型式」といった感じです。ちなみに整備士の場合は、法的確認を行うことのできる作業区分の違いにより資格が分類されます。

さらにさらに、これらライセンスの取得要件や教育訓練等の詳細が、航空法施行規則に記載されています。

いかがでしたでしょうか?「ライセンス=免許」について少し理解が深まりましたでしょうか?今はまだどこのスクールを受講しても単なる「無人航空機操縦『者』」ですが、数年後には「無人航空機操縦『士』?」という国家資格が誕生するかもしれません。有人航空機に似た制度になるのか、ドローンオリジナルの制度になるのか、今後の展開から目が離せませんね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA