ドローンプログラミング Scratch3.0 宮下 元利
【JDAメールマガジン第009号 2020年8月11日掲載】
こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。
今回は、開発を進めてきました「Tello Flight」のご紹介です。
これはDJI製のホビードローンTelloをScratch3.0でプログラミングをして制御飛行させることができるツールです。
これまでScratch2.0でTelloをフライトさせることはできましたが、3.0では飛ばすことのできるツールはありませんでした。
今回は、拡張機能を追加したScratchとフライトさせるツールであるTello Flightのプロトタイプを公開します。
今回はプロトタイプいうこともあり、正式リリースまでの間は、どなたでも無償でご利用いただけます。
現在、Tello Flightにシミュレータ機能を追加する開発を進めています。
最終的にはシミュレータと実機のフライトを切り替えて利用できるようになります。
Web版のScratch3.0(シミュレータ機能のみ)も公開します。
これによりブラウザがあれば、誰でもドローンフライトのプログラミングができるようになります。
Tello Flight自体は前回や前々回の記事にも書きました通り、小学校などの教育向けでの利用を想定して開発を行っています。
ドローン特化ではなく、小学校のプログラミング教育でも利用されているScratchのすそ野を広げることで、子どもたちが興味を持てる幅が広がればなと思っています。
文科省が掲げている「論理的思考を身に付ける」と同時に可能性を広げたり、チャレンジしたりと楽しみながら使ってほしいです。
Tello Flightは終戦の日である8/15に公開予定です。
私の事業用サイトにてご案内しますので、興味のある方は是非お試しください!
今後もScratch+ドローンを活かした教育とドローンの普及に努めます!