航空豆知識とドローン 林 賢太

【JDAメールマガジン第012号 2020年9月1日掲載】

JDA会員の皆さまこんにちは。東京支部のCO-PI(コーパイ)です。

「航空豆知識とドローン第4弾」は、「Navigation Light」についてご紹介したいと思います。

PhantomやMavicに緑と赤のライトがついていますが、前2つのアームが赤色、後2つのアームが緑色で、夜間飛行の際、機体の向きを把握するのに便利ですよね!

では、飛行機はどうなっているでしょうか?夜空を飛ぶ飛行機を眺めると、緑、赤、白のライトが光っているのが見えます。(点滅していない方のライトです。)この3色のライトは、右の翼に緑色、左の翼に赤色、機体の尾部に白色のものが特定の角度にだけ見えるようついていて、飛行機の進行方向を他機に知らせる目的があります。(ちなみに覚え方は、『“み”ぎ』が『“み”どり』です!)

(参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AA%E8%A1%8C%E7%81%AF)

例えば皆さんが飛行機を眺めていて、緑色のライトだけが見えたとしましょう。その飛行機は皆さんから見てどちらの方向に飛んでいるでしょうか?この場合、右の翼についた緑色のライトが見えているので、左から右に飛んでいることになります。同じように、赤色のライトだけが見える場合は、左の翼についているので右から左に飛んでいることが分かり、白色のライトだけが見える場合は、尾部についているので遠ざかる方向に飛んでいることが分かります。

では今度は少しレベルアップしてみましょう!皆さんが飛行機に乗っていて、他機の緑色のライトが見えたとしましょう。その時、他機に乗った人からは皆さんの飛行機の何色のライトが見えるでしょうか?

続きは第5弾のお楽しみということで。

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