ドローン海外情報 溝部 公憲

【JDAメールマガジン第020号 2020年10月27日掲載】

Captainです。前号の続きになります。

このショーに使用されるドローンには、必要最低限のものしか装備されていません。つまりGPSセンサーと、40億色以上の色の組み合わせを作り出すことができる強力なLEDライトです。このLEDライトによって、幻想的な光のパフォーマンスを奏でるのです。

これらのドローンは、花火よりも幅広い効果を生み出し、空での芸術的なストーリーテリングの機会をほぼ無限に提供することができます。

ライトショー・ドローンは通常、夜空にカラフルな形やパターンを作るために、遠隔地のコンピュータによって数百のフォーメーションで制御されています。しかし、コンピュータ技術の進歩に伴い、フォーメーションの規模は大きくなっています。

例えば、2015年には100台のドローンフォーメーションに、ギネス世界記録の称号が与えられました。2019年にはなんと、2,018機となっています。さらに、5G技術の進歩に伴い、位置追跡がより正確になるため、ドローンがより近くを飛行して、これまで以上に詳細で複雑なパターンを空に作り出すことができるようになるだろうと言われています。

環境への問題が大きく取りだたされている昨今、花火の代わりにドローンライトショーを行うのは意義があると思います。

また、通常だと実現不可能な制約のある空域でも、安全に飛行するように特別に設計されたドローンもあります。

さらに、最新のドローンはとても静かに飛ぶ様に開発されているので、野生動物を監視するために使用される頻度も増えています。

ただ日本の場合は、ドローンを飛ばして色々な実験をしようと思っても、法律の問題が大きく立ちはだかっていますね。

法律は勿論大事ですが、時代の流れによって変えていくべきだと思います。数人の意見では既存の法律はなかなか変わりませんが、賛同者が増えていけば変わることができると信じています。

皆さん、力をあわせてより良い未来が来るように変えていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA