JDAドローンYouTuber 飯沼 純一、勝又 三成
【JDAメールマガジン第022号 2020年11月11日掲載】
日本ドローン協会(以下JDA)の理事の飯沼純一です。
前回は、2019年10月12日の1年前に経験した台風19号の被害!した内容をご紹介しましたが、今回は、消火放水ドローンが遂に目標水圧を達成!?を紹介したいと思います。
2020年10月24日、埼玉県本庄市の消防本部の敷地をお借りして、ドローンから放水という通常では考えられないような実証実験が行われました。
大型ドローンに特殊な消火用放水ノズル(愛知県のケーエスケー株式会社様ご提供)を取り付けて、上空から直接火元に放水し消火するという大胆な発想から生まれた実証実験です!
約1年前に、秋田県仙北市の消防協会の会長様からのご依頼で、0.3MPaでの放水実証実験には成功していましたが、水圧が低く実証実験といえるレベルではなかった為、不発となってしまいました。とはいえ0.3MPaともなると、左右に振られ自分の目標とする部分に水を放水することが難しくなる水圧です。
しかし、なんと!今回の実証実験では、秋田仙北の時の約3倍以上の水圧!!である、1.0MPaの水圧で放水することに成功しました!!
これには、実験に関わって頂いた関係の方々から賞賛のお言葉を頂戴しました!
※詳細の動画は当協会のFaceBookをご覧ください。
ドローンには放水に対する安定力にまだまだ余裕がありましたので、次回はさらに高い水圧での放水や実際に火をおこし消火する実験にもチャレンジしていきたいと思います!
また、今回の実証実験を誘致して頂いた児玉青年会議所の皆様にも途中ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、大成功に終わる事が出来て本当に感謝しております。
今回もご覧頂きましてありがとうございました~(^^♪