航空豆知識とドローン 林 賢太

【JDAメールマガジン第030号 2021年1月19日掲載】

JDA会員の皆様こんにちは。東京支部のCO-PI(コーパイ)です。「航空豆知識とドローン第8弾」は、航空機の登録ついてご紹介したいと思います。

 昨年公布された航空法改正案の中に、無人航空機の登録に関する事項が盛り込まれていたかと思います。遅くとも公布から2年以内の2022年6月までには、この法律が施行されることになります。この改正案の公布に伴い審査要領も改訂され、既に皆さんもDIPS登録で所有者に関する事項の追加や、機体への登録番号の明示などご対応されていることと思います。

さてこの登録制度ですが、実は既に有人機では義務付けられている制度で、航空法第3条から第9条に規定されています。(航空法はこちらから)

これらの条文では、登録の要件や種類について記載されており、登録を受けた航空機の所有者が実施すべき事項が省令や施行規則で定められています。

その中で、今回は「国籍記号と登録記号の表示」についてご紹介したいと思います。この国籍記号と登録記号は、車で例えるならばナンバープレートのようなもので、世界中全ての航空機1機ずつに割り当てられていて、6桁の記号と数字の組み合わせで表示することになっています。日本国内の場合は、国籍記号を最初の2文字「JA」で表し、その後ろに登録記号を「4桁の数字」、「3桁の数字+アルファベット1文字」、「2桁の数字+アルファベット2文字」で表すというルールになっています。

豆知識というより航空法の知識みたいになってしまいましたが、最後にクイズです。今回ご紹介した「国籍記号と登録記号」ですが、この記号は航空機のある部分、合計4ヶ所への表示が義務付けられています。その4ヶ所とはいったいどこでしょうか?

空港に遊びに行かれた際、飛行機にご搭乗される際など、是非探してみて下さいね。 

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