ドローン空撮カメラの基礎 平石 信一
【JDAメールマガジン第033号 2021年2月16日掲載】
こんにちは、福岡支部長のYuuKuuです。
空撮と一言で言ってもいろんなケースがありますよね。
個人として趣味で風景の動画、写真を撮影する方。仕事としてドローン空撮を行う方、少数ですがドローンでポートレート撮影をされる方もいます。
どちらにしても当然、航空法や小型無人機飛行禁止法など、遵守するべき決まりごとは存在します。
また昨今はテレビ等でもドローンを使用した映像を頻繁に目にする機会が増えてます。ドローンを使用しての物資運輸の実証実験の報道、映像も増えています。
その影響か、ドローンを安全で手軽に使えるツールだと考える人も増えてきています。
福岡市では、市が管理する公園ではトイドローン等の飛行は条例で禁止されています。
それにも関わらず、無許可で飛ばす方や管理事務所に飛ばせるかを問い合わせして飛ばせないと伝えると文句を言ってくる方がいるそうです。
航空法はある程度調べていて、「200g未満のドローンなら屋根の点検業務は問題なく行えるのではないですか?」「タブレットやスマホでの操縦は簡単そうだから資格や申請は必要ないでしょ?」
などと、反論をされるケースもあるようです。
JDA会員、またはJDAで講習検定を受けれた方なら、ドローンを飛ばすのに注意すべき法令の知識(航空法、小型無人機飛行禁止法、電波法(電波の特性)等)についてはしっかり把握できてると思います。
今後、ドローンが活躍するする場面は飛躍的に多くなるでしょう。ドローン運用を検討する方も当然、増えると思います。
もし、ドローン活用・運用の相談を受けるような事があれば協会の活動ポリシーに書かれてあるドローンの事故を未然に防ぎ、安全にドローンを飛ばせるよう、ドローンに関する知識等を踏まえてアドバイスしてあげてください。
「ドローンをとばして空撮をする前にしっかり知識を身に着ける必要がある」ということを考えせられる出来事が実際にありましたので、今回は改めてこのような記事を書かせていただきました。