JDAドローンYouTuber 飯沼 純一

【JDAメールマガジン第041号 2021年4月20日掲載】

日本ドローン協会(以下JDA)の理事の飯沼純一です。

この頃、ドローン講習会に関しての問い合わせが増えてきている感じがします。

それだけ、ドローンが空飛ぶ「おもちゃ」から、産業界で活躍できる便利な「機械」へと世論の意見が変化してきているのではないかと思います。

実際、エンタメのテレビ界ではドローンからの映像を見ない日がなくなりましたね!

さて、話は変わりますが、ドローンは送信機(プロポ・RC)を介して人が操縦するものと誰もが考えていると思いますが、今後はその送信機が必要なくなる時代がやってきます!

すでにアメリカのスカイディオというメーカーでは、AIが搭載されていて、ドローンが自分で考えて飛行する自律飛行可能な機体まで発売されています。

日本でもそろそろ販売されるのでは?と期待されているドローンですが、

果たして人が操縦しないドローンが日本の空を自由に飛行できる事は可能なのでしょうか?

とある国の有識者の方に聞いてみました!

※質問と回答を簡易にしてます

私「AI搭載ドローンが日本の上空を自動で飛行する事は可能でしょうか?」

Aさん「現在の航空法をいじらないと難しいね…。小型無人機等飛行禁止法の該当空域は論外になってくるし。」

私「え?小型無人機等飛行禁止法の該当空域では自動航行はできないのですか?」

Aさん「必ず人の手で制御できないと事故に繋がると考えられているから、しっかりとしたフライトプランで交渉しないと難しよね。」

私「自分、一回だけ小型無人機等飛行禁止法の該当空域を自動で飛ばしちゃいましたが、何も言われませんでした(汗」

Aさん「今はかなり厳しくなっているから、できないかもね」

私「つまりはAI任せの飛行ではなく、かならず最後は人が介入できる状態でないと規制空域の飛行は厳しいという事でしょうか?」

Aさん「そうだね。いくらAIで自動航行といっても監視者や補助者の配置は必須になる。そもそもプロポがないと許可出ないと思うよ」

以下省文

まだAI搭載ドローンが自由に日本の空を飛行できる時代は先になりそうですね…

しかし、アメリカのスカイディオ!非常に興味深いメーカーです!

今回もご覧頂きましてありがとうございました~(^^♪

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