ドローン法務・運用マスター 佐々木 慎太郎
【JDAメールマガジン第058号 2021年8月25日掲載】
「申請マニア」の行政書士、佐々木慎太郎です!
模型航空機(200グラム未満のドローン)についてのご相談で一番多いのが、「このドローンは規制の対象外なんですよね?」という内容です。
特に、航空法の規制の対象外という認識(令和3年2月時点では書籍等のメディアを含めて)が非常に多いです。
小型ならではのシチュエーションの空撮やレース等、模型航空機も業務で活躍する場面があります。
模型航空機は確かに無人航空機より航空法の規制は少ないですが、空港等周辺や一定の高さ以上の飛行については航空法の許可申請が必要です。
また、他法令(小型無人機等飛行禁止法や自治体条例等)でも規制があり、手続きが必要になる場合があります。
最近は模型航空機の違反に関するニュースも出てきたので、軽率な運用をしないよう、十分注意しましょう。
この200グラムという基準は、2021年中に100グラムに引き下げられる予定です。
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【メールマガジン発行者プロフィール】
・行政書士 佐々木 慎太郎
・1989年 宮城県仙台市生まれ
・バウンダリ行政書士法人(旧:佐々木慎太郎行政書士事務所)代表社員
・専門分野はドローン、建設業等の許認可、先端技術を活用したビジネスの創出
・行政書士として、建設業や運送業などの許認可業務を通して日本の根幹産業と関わる中でドローンと出会い、特に建設業界での活用に力を入れている。
・航空法はもちろん、ドローンに関係する全ての法令の申請代行をはじめ、企業顧問としての総合的な安全対策、コンプライアンス研修なども手がける。
・企業法務を通して、企業の発展と安定を実現することが弊社のミッションです。
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