ドローン×プログラミング 宮下 元利

【JDAメールマガジン第064号 2021年10月13日掲載】

こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。

今は釧路に来ていますが、夜にはもう息が白くなる日々です。

さて、今回の記事では「Telloと大学生の卒業研究(卒業論文)」について紹介したいと思います。

これまで小中高で必修化されていく情報教育とドローンプログラミング(主にTello)のかかわり方の可能性について取り上げてきました。

今回は、私が非常勤講師をしている大学をはじめとする各情報系の大学で行われているTelloを用いた卒業研究やそれを基にした卒業論文について少しお話を書きたいと思います。

現在私は札幌の大学にてある4年生の卒業研究(Telloを用いた子供たち向けドローンプログラミング教材の開発)の技術フォローをしています。

システムとしては、私が開発したTelloFlight(https://jforf.pro/business/238)の簡略版の作り方を学生に指導しています。

システム開発と並行して、学生はゼミの先生とホビードローンとブロックプログラミング(今回だとScratch)をいかに子供たちに学びやすいコンテンツとして提供できるかの方法を検討・研究しています。

これまで紹介してきた小中高向けのコンテンツの開発・発展をテーマにしている大学生も多いようです。これらはGoogleなどで公開されている卒業論文の要旨などを検索してみると出てきます。要旨なので概要しか記載されていませんが、研究テーマとして多く扱われているのが分かります。

中でも力を入れていると思ったのが、京都大学です。

ここではTello EDUを用いたドローンの編隊飛行を研究しており、YouTubeなどで多くの動画を公開されています。興味のある人は探してみてください。

私もTelloFlightの次の1つにTelloの群飛行を考えていたので参考にさせてもらおうと思っています。

数回にわたってTelloを用いた小中高、そして大学でのドローンプログラミングについて扱いました。

このように早い段階からドローン+プログラミングに子供たちが触れていると、将来面白いドローンサービスが日本から生まれるのではないかと思っています。

このようにホビードローンTelloは小学生から大学生まで教育題材として利用できます。

TelloFlightやドローンプログラミングの教材などでご質問などがありましたら、宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。

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