ドローン×農業 日高 雄一郎

【JDAメールマガジン第072号 2021年12月8日掲載】

皆さんこんにちは。

JDAアグリフライヤー 認定教官 のJokerこと日高と申します。

東京ビックサイトや幕張メッセなど全国規模の展示場で次々にドローンの大型展示会を行っていましたね。

農薬散布機についてもいくつか出展されていましたので私も顔を出してまいりましたが。農薬散布機のアップデートが著しいですが、気になる点も。

NTT e-Drone Technology社の「AC101」を筆頭に、国内メーカーさんも数多く出展していましたが、ご覧いただく際は機体の表面的なスペックだけではなく「バッテリーの交換ロスをいかに減らすか」についてメーカーさんがどこまで真剣に考えているかに注目してご覧ください。

この部分を真剣に考えているメーカーあるいは先行している製品に期待していましたが、私が見る限りは残念ながらまだまだ甘い。

表面上の「飛行時間」にこだわる前に、交換・充電の簡便さや取り扱いの容易さなど、現場で作業する上で優先したいことが見えていないメーカーさんが散見されます。

メーカー各社さんにはぜひ現場の声を拾い上げて、運用効率の良い散布機の開発をお願いしたいものです。

ところで先日、埼玉県上里町でアグリフライヤーのデモ飛行を行いました。

地元JAさんやこだまJCさんの協力のもと、ドローンを用いたスマート農業の可能性についてお話しさせていただきました。

早ければ来季から上里町やお隣の本庄市でもドローンによる農薬散布が動き出すかもしれません。

さらには私が今年参加した茨城県常総市の案件規模拡大の情報や、関西・西日本でもJDAメンバーによる積極的な活動報告が入っています。

来季はいよいよ全国各地でJDAメンバーが農薬散布機を飛行させるのではないでしょうか。

支部間を連携しながら多くの方が参加できるような仕組みづくりをしていければと考えています。

講習や説明会等、農薬散布に関する有益な情報がありましたら、このメルマガでも先行してお知らせするつもりです。

「ドローンを仕事にしていこう」と考えていらっしゃる、多くの方のご参加をお待ちしていますね。

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