JDAドローンExperiment 飯沼 純一
【JDAメールマガジン第88号 2022年4月21日掲載】
日本ドローン協会(以下JDA)の理事の飯沼純一です。
今回は、『古河電池:高エネルギー密度電池を開発 バッテリーでドローンの社会実装に貢献』
をお送りしていきたいと思います。
以下のニュースを目にしました。
『古河電池は2022年3月24日、自社従来品に比べ、優れた精度を持つ高精度残量計、及びドローンの飛行距離に直結する高出力・高容量を兼ね備える、より高いエネルギー密度の電池「インテリジェントリチウムイオン電池」を開発したと発表した。
開発はNEDOが行う「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」(DRESSプロジェクト)の助成事業の一環として実施。ドローン用として必須の出力特性を維持したまま、エネルギー密度を向上させるため、充電電圧の高電圧化と内部抵抗低減を図り、重さあたりのエネルギー量を20%増加させることに成功。成果はドローンの飛行時間に直結し、
現行品と比較し、飛行時間を20%増加させることに繋がるとしている。
今年2月には、ドローン実機へ搭載し飛行試験を実施し、開発した電池が自社開発目標を達成できている事を確認したとのこと。今年夏頃より順次サンプル提供、来年度中の製品化を目指し、開発を進める予定。』
プレスリリース:
私の地元の福島県いわき市に研究開発拠点があり、古河電池さんはとてもなじみが深いメーカーさんです。
国産バッテリー業界をリードするような活躍を今後も期待したいと思います!
今回もご覧頂きましてありがとうございました~(^^♪