ドローンの安全管理 野崎 豊文
【JDAメールマガジン第91号 2022年5月18日掲載】
皆様、こんにちは!JDA九州/沖縄ブロック長のHustler(ハスラー)こと野崎です。
今回は、「リスクアセスメント」について書いて行きたいと思います。
ドローン運用に於ける「リスクアセスメント」とは、「パイロットや第三者などの安全を確保し、危害を可能な限り低減するための安全確認方法」のことを言います。
例えば、危害が発生していなくても、潜在的な危険性や有害性は存在していることがあります。これらが何ら対策もされずに放置されている場合、事故が発生する可能性が高い状態であると言えます。
技術の進歩により、高性能で安全性能が高くなってきた現在の無人航空機ですが、どんなに技術が進歩したとしても、事故がゼロになることはありません。それは、事故の原因が機体のトラブルや誤動作によるものだけではなくて、「人的要因」による事故の方が圧倒的に多く発生しているからです。ですので、ドローンを運用している皆様は、「人的要因」でのリスクを初めとした、様々なリスク要因を認識すると共に、事故の減少を図るため、後追いではなく先取りの安全対策を行うことが必要となります。
日本ドローン協会では、安全飛行のためにどのような管理をしたら良いのか、どんな場合に事故が起こってしまうのかを知り、無人航空機業務の安全性を高めるための知識を身につけて頂ける「JDAドローン安全管理者Zoom講習」を開催し、大変好評を頂いております。
現在、第15回(6/4土)開催分の受講申し込みを受け付けております。
講習の詳細・申し込みはこちらからお願いします。
それでは皆様、ご安全に!