ドローン×農業 日高 雄一郎

【JDALINEマガジン 2022年6日15日掲載】

皆さんこんにちは。
JDAアグリフライヤー 認定教官 のJokerこと日高と申します。

いよいよ農薬散布のシーズンが近づいてまいりました。
今回もチーム茨城を中心に活動しますが、今年は早めに散布訓練を実施した上で臨む予定です。
「飛ばしている時間」より「飛ばしていない時間」のほうがはるかに大事な農薬散布、今回はかなり密度の濃い講習になるかと思います。

本日は「無線」について…農薬散布になぜ「無線」が必要かと申しますと、散布の際にパイロットと逆サイドのナビゲーターが2人で力を合わせて機体をコントロールするからです。
この際に双方が無線で通信しながら作業を行うことでより精度を高められるというわけですね。

農薬散布では免許不要な「特定小電力無線」や「デジタル簡易無線」がよく使われます。
かつてはいわゆる「トランシーバー」=単方向通信の機器が主流でしたが、ここ最近は電話などのように双方向通信ができるものが増えています。

チーム茨城は上記写真のモデルを導入しましたが、通話品質を含めなかなか優秀でした。
ナビゲーターはパイロットの「第2の眼」として、安全確認や現在の飛行状況、農薬の残量チェックなど多岐にわたる確認を行っています。
私たちをつなぐ無線機の質が上がることで、作業効率も大幅にUPすることでしょう。

この無線機、もちろん農薬散布以外でも活躍しますよ。
ご紹介できますので、気になる方はぜひお問い合わせくださいね。

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