ドローン整備士のあれこれ 貫田 宗平
【JDAドローンマガジン 2022年11月13日掲載】
皆さんこんにちは。JDA北海道の札幌よりSHOPこと貫田です。
今回はFPVドローンについてのお話です。機体のFCによっては受信機が内蔵されたものがあり、その場合はバインドできるプロトコルが決まってしまいます。しかし、このプロトコルを変更して、別のプロポとバインドができる場合がありますので、今回そちらの行い方についてご紹介します。
Q:BETAFPV Beta 65Sを使用しています。受信機内蔵型のFCとなっており、現在Frskyのプロトコルです。フタバのプロトコルに変更することは可能でしょうか。
A:BetaFlightソフトウェアを使用することでプロトコルの変更が可能となっています。
変更方法については以下をご確認下さい。
- 機体とPCをUSBケーブルでつなぎ、BetaFlightソフトを起動する
2、「受信機」のメニューを開き、「受信機」の項目を以下のように設定を変更します。
・SPIパス受信プロトコル
・S-FHSS
- 右下の「保存して再起動」を押すと完了です。
ただし、BetaFlightソフトやFCのバージョンよっては項目の箇所が異なることや、「S-FHSS」を選択できないこともございます。その場合は、ソフトウェアやFCのファームウェアをアップデートしていただきお試しください。