ドローン整備士のあれこれ 貫田 宗平

【JDAドローンマガジン 2023年10月11日掲載】

皆さんこんにちは。JDA北海道の札幌よりSHOPこと貫田です。

さて今回もBETAFPVのドローンについてのお問い合わせをご紹介します。FPVドローンはとても細かい設定を行う必要があります。変更しすぎて、上手く動かなくなってしまうなどのトラブルもありますが、そのような時のバックアップデータ等をCLIデータとしてメーカーが出していることがございます。今回はそのCLIデータの入れ方についてです。

Q::Betafright Configratorの各機体のCLIデータの入れ方を教えてください(例:Meteor65 2022)

A:CLIデータとは、メーカーより提供されております機体のデータです。

Beta Fright Conrigratorより、書き込んでいただく事で、機体内部の設定をデフォルトに戻すことが可能となっております。

CLIデータにつきましては、下記URLの中からお持ちの機体をお選びいただき、ページの一番下にある該当プロトコルのtxtファイルをダウンロードしていただく事でCLIデータの取得が可能です。

https://support.betafpv.com/hc/en-us/categories/900000230226-CLI-of-Quadcopters

【CLIデータの入れ方】

Beta Fright Configrator内の「コマンドライン」項目にて、先ほどダウンロードしたテキストをペーストしEnterを押すと、CLIデータの書き込みが始まります。

また、CLIデータを入れますと自動で本体が再接続されますが、もし再接続が行われない状況でしたら、さらに「save」と入力しEnterを押していただきますと再接続が行われます。

※機体のデフォルトに戻すと、バインドの設定も切れてしまうため、再度設定をお願いいたします。

以上でCLIデータの書き込みが完了し、機体内部の設定をデフォルトに戻すことができます。