FPVドローン 飛行不安定時の調整方法 貫田 宗平

【JDAドローンマガジン 2024年10月30日掲載】

皆さんこんにちは。JDA北海道の札幌よりSHOPこと貫田です。

本日はFPVドローンについてのお話です。設定が完了し飛行させていても何かの拍子に不安定になり、その都度調整をし直す必要があります。

今回はそのような時に、まずは簡単に実施できる調整について、実例を元にご紹介いたします。

Q:BETAFPV Cetusシリーズの機体を使用しています。飛行中に機体が前後左右に流れてしまいます。何か対処法はありますか?

A:機体の中のIMUに誤差が生じ、水平の認識にズレが発生している可能性があります。
以下の手順にて、水平キャリブレーションを行い改善するかお試しください。


【水平キャリブレーション方法】
予め、ゴーグル・送信機・機体の接続を行います。

  1. 画像1・2のようにスティックを同時に倒す モード1とモード2ではやり方が異なりますので、以下の画像をご確認いただき、それぞれのモードに合うようにスティックを倒してください。
  2. ゴーグルに画像3のように表示されますので、機体を水平面に置き、「CONFIG」→「CALI」を選択しキャリブレーションを行います。
  3. 完了後、「BACK」を選択し、「SAVE」を押して電源を入れなおします。 水平キャリブレーション後、最初は不安定な状態になる場合がございますが、しばらく飛行させていると安定するようになります。

※飛行時の姿勢を機体が確認するため、最初は不安定な状態になる場合がございます。

↓ 画像1 ↓

↓ 画像2 ↓

↓ 画像3 ↓