航空豆知識とドローン 林 賢太

【JDAメールマガジン第005号 2020年7月7日掲載】

JDA会員の皆さまこんにちは。愛機はPhantom 4 Pro、CO-PI(コーパイ)こと東京支部の林です。

ついに豪雨災害の季節が到来してしまいましたね、、、(T_T)涙

皆さまや皆さまの大切な方々がご無事であることを祈っております。もし助けが必要な方がいらっしゃいましたら、JDA公式Facebookに状況をお知らせください。全国の仲間が助けに行きます!https://www.facebook.com/JapanDrone

さぁ、「航空豆知識とドローン第2弾」ということで、前回の質問の解説をして行きたいと思います。(前回の記事はメルマガバックナンバーからもご覧になれます。https://alldrones.org/mailmaga/

前回は「マンション空撮の際、高さをどのように判断するか?」という質問でした。

下から1、2、3、4、、、と階数を数え1階分の高さ3mを掛けるとおおよその高さは計算で求められますが、30階超えのタワーマンションになると階数を数えるのも一苦労ですよね(^^;)

そこで是非活用して頂きたいものが「航空障害灯」と呼ばれるライトです。高層建築物に設置されている赤色の不動光、赤色の明滅光、白色の閃光などで、煙突や橋梁、タワークレーンにも設置されているのを見たことがあるのではないでしょうか。

この航空障害灯の色や光り方と建築物の高さには、実は航空法や建築基準法でルールが決まっているのです!

例えば、赤色の不動光は60m以上150m未満の建物、赤色の明滅光は150m以上の建物、白色の閃光は150m以上の煙突や電波塔に設置されています。つまり航空障害灯の色と光り方を見たときに、明滅や点滅をしているものは150mを超えていると判断できるのです。

マンション空撮に限らず、高高度飛行をする際の参考にしてみて下さい。

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