ドローンの安全管理 野崎 豊文

【JDAメールマガジン第001号2020年6月9日掲載】

皆様、こんにちは!JDAマスターでJDA九州/沖縄ブロック長のHustler(ハスラー)です。

私は、大分県でシステムエンジニアをしつつ、ドローン空撮やドローンインストラクターをやっています。

そんな私に、JDAメルマガ編集長より「ドローンの安全に関することを書いて!」って言われたのです。拒否権などあるはずもないシャイで気弱なHustlerは、従うほかありませんでした!(笑)

このような私ですが、これから「ドローンの安全管理」について書いていきますので、皆さんの「ドローンの安全」に少しでもお役に立てれば幸いです。

さて、皆さんはドローンを飛ばすとき「ドローンの安全」について、いつも考えていますか?

「もちろんだよ!事故は起こしたくないからね!!」

という声が聞こえてきそうですね!そうです、「安全第一(Safety first)」ということで、「安全は全てに優先する」ことがドローンを飛行させる上でも非常に重要となってきます。このことは皆さん分かっていて、その通りなのですが、残念ながら毎年相当な数のドローンによる事故やインシデントが発生しています。

現在、国土交通省や農林水産省のホームページで、「無人航空機」の事故に関する一覧表が公開されていますが、国土交通省(2016年から2019年の4年間)の事故データ、農林水産省(2016年から2018年の3年間)の合計は「500件」近い件数にもなっています。

単純に計算すると、「3日に1件の頻度」で何らかの事故の報告が上がっているということになります。多いと思いませんか?しかし、これが現実なのです。

どうしてこんなに事故が発生しているのか、「ドローンの安全」を考える上で、その謎を紐解くカギ・ヒントが事故報告データに隠されているのではないかと思ったHustlerは、国土交通省と農林水産省の500件近い事故データを集計・分析してみました。

次回は、その興味深い集計・分析した内容について書いていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA