ドローン法務・運用マスター 佐々木 慎太郎
【JDAメールマガジン第046号 2021年6月01日掲載】
「申請マニア」の行政書士、佐々木慎太郎です!
航空局標準マニュアルについて触れていきます。
航空局が用意している標準マニュアルは現在
■「国土交通省航空局標準マニュアル1」(場所を特定した申請について適用)
■「国土交通省航空局標準マニュアル2」(場所を特定しない申請について適用)
■「国土交通省航空局標準マニュアル(空中散布)」(空中散布を目的とした申請について適用)
■「国土交通省航空局標準マニュアル(研究開発)」(場所を特定した申請に限って適用)
■「国土交通省航空局標準マニュアル1(インフラ点検)」(場所を特定した申請について適用)
■「国土交通省航空局標準マニュアル2(インフラ点検)」(場所を特定しない申請について適用)
の6種類があります。
航空局標準マニュアルを一般的な(全国)包括申請で使用する場合は、
■「国土交通省航空局標準マニュアル2」(場所を特定しない申請について適用)
のマニュアルを使用します。
標準マニュアルは大きく分けて
■機体の点検・整備
■操縦者の訓練・遵守事項
■現場で安全を確保するために必要な体制
の内容で構成されています。
飛行マニュアルの内容を逸脱した飛行は、許可・承認の範囲外の飛行となり、場合によっては許可・承認の取り消しになる可能性がありますので、ご注意ください。
フライトの内容が飛行マニュアルの内容と抵触しないか都度確認することが必要です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【メールマガジン発行者プロフィール】
・行政書士 佐々木 慎太郎
・1989年 宮城県仙台市生まれ
・バウンダリ行政書士法人(旧:佐々木慎太郎行政書士事務所)代表社員
・専門分野はドローン、建設業等の許認可、先端技術を活用したビジネスの創出
・行政書士として、建設業や運送業などの許認可業務を通して日本の根幹産業と関わる中でドローンと出会い、特に建設業界での活用に力を入れている。
・航空法はもちろん、ドローンに関係する全ての法令の申請代行をはじめ、企業顧問としての総合的な安全対策、コンプライアンス研修なども手がける。
・企業法務を通して、企業の発展と安定を実現することが弊社のミッションです。
~分からないことは質問して即解消!ドローン法務を行政書士にいつでもオンラインで相談できる~