ドローン×プログラミング 宮下 元利
【JDAメールマガジン第048号 2021年6月15日掲載】
こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。
本日は久しぶりにTelloFlightに関するお知らせです。
TelloFlightは、私が開発・公開をしているホビードローンTelloの制御パッケージになります。
Scratch3.0+ドローンでのドローンプログラミングが行えるものになっていて、小さなお子さんから大人までTelloでプログラミング学習をすることができます。
開発は販売メーカーが公開しているSDK(開発者キット)とOpenCVなどを組み合わせて行っています。
今回は、TelloFlightを活用してくださっている方々の中で一番お声の多かった「動画の録画」機能を実装し、公開しました。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
今回公開した、v1.0.3ではこれまでの静止画(スクリーンショット撮影)に加え、表示しているFPVを動画として録画できる機能を実装しました。
Telloはカメラを搭載していますので、ホビードローンではありますが、空撮が可能です。
実際にTelloFlightを利用されている方々は小中学生の教育に携わっている方々が多く、若年層向けに視覚的刺激のあるカメラ映像の保存(静止画/動画)を利用したプログラミング教育を望む声が圧倒的に多かったのが実情です。
今回実装したものは、
・解像度:960 x 720px
・フレームレート:30fps
・ファイル形式:H.264(MP4)
となっています。
まだ公開したばかりなので、使ってみてのお声は頂戴しておりませんが、十分にプログラミング教育には耐えるものになっていると思っています。
Telloをお持ちの方は、ぜひTelloFlightでScratch3.0+ドローンでのドローンプログラミングを経験してみてください。
TelloFlightやドローンプログラミングの教材などでご質問などがありましたら、
宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。