ドローンにおけるESGとSDGs 武岡禄基

【JDALINEマガジン 2022年7月29日掲載】

まいど!!JDA 大阪支部 Rockyです。

【ドローンにおけるESGとSDGs】の回がやってまいりましたね。

お待たせ致しました。

では、少しおさらいを致します。

☆SDGsとは!?☆

【持続可能な開発目標】

Sustainable Development Goalsの略称となります。

2015年の国連サミットで採択され、2016年〜2030年までの15年間の期間で17項目の課題をクリアする為に、
世界中の人たちで達成しようという為のアジェンダです。

平たく言えば
世界はこのままの状態で大丈夫?
世界を皆で変えていこうよって事です。

SDGs 17項目のうちの一つ

9番目【産業と技術革新の基盤をつくろう】

『災害に強いインフラを整え、新しい技術を開発し、皆に役に立つ安定した産業化を進めよう』とあります。

日本人にとって災害とインフラはつきものです。

そして、新しい技術の開発
これが、我々の扱っているドローンが重要視されているという事です。

ドローンの役割には測量、点検、輸送、救助までの役割をこなせるドラえもんの秘密道具の様なものです^ – ^

多くの役割を持つドローンと共にこれから注目されるのが【スマートポール】です。

ご存知でしょうか?

ドローンポートとして今後は、ドローンには欠かせない役割となってきます。

・位置情報をより細かくさせる為のRTKに

・輸送時の中継機に

・マイクロ波によるバッテリーステーションに

・災害時には設置地域の被害状況の把握、避難指示をスマホやドローンに伝送する役割に

このスマートポールを大阪万博では設置を行う事で万博会場のドローンの行き来、混線の緩和災害時の利用を考えており、

例えば、ドローンのカメラから得た情報をポールに送信、その地域、付近にいる人のスマホに状況が受信される、
渋滞や混雑の緩和、災害時の被害状況の把握、迷子の捜索、不審者の発見などに役立てます。

現在、会場にはエヴァンゲリオンカラーのスマートポールが設置されております。

こういった

【産業と技術革新の基盤をつくろう】の中にはドローンを意識した街づくりが考えられていて

私達の生活がより豊かになる為のアジェンダも組み込まれているんですね。

次回は、これとは違った自然へのSDGsとドローンを紹介していきたいと思います。

皆様、最後までお付き合いありがとうございました。