こどもプログラミング 早水 浩司
【JDAドローンマガジン 2022年11月23日掲載】
みなさんこんにちは、JDA福岡から早水(Falcon)です。
小学生(高学年)を対象としたこどもプログラミングですが、プログラミング飛行までに必要な事を伝えながら進めていくのか5段階で考えてみます。
<こどもたちへ>
1.ドローンを飛ばしても良いか周りをチェックしよう!
2.ドローンの機体チェックをしよう!
3.プログラミングでドローンが飛ぶよ!(飛行体験)
4.自分でプログラムを作ってみよう!
5.自分で作ったプログラムで飛ばしてみよう!
今回は、2について
プログラミング教室はDJI社のTelloで実施予定ですが、ドローンの機体の状態など、知っておかなければならない事があります
1)機体に歪みや汚れが無いかチェックしましょう。
歪みや汚れがあると空気の流れが変わったりセンサーが正しく働かないことがあります。
2)特にプロペラ・モーターはよくチェックしましょう。
手でプロペラを回してスムーズに動くかチェックしましょう。
3)プロパラガードはロックされていますか?
安全のためプロペラガートを着けて飛行させます。プロペラガードが途中で外れないようロックされているかチェックしましょう。
※DJI社のTelloの場合、プロペラガードは標準(左)と全面保護(右)が市販されています。
(安全面から全面保護のタイプが良いと思いますが説明は見やすい標準タイプで説明します)
4)バッテリーが正しく着いているかチェックしましょう。
飛行の途中で外れたりしないようにしっかりと着いているかチェックしましょう。
5)外観のチェックが終わったら実際に電源を入れて電気的なチェックをしましょう。
電源スイッチの場所、ON・OFFの方法や機体正面にあるLEDの点滅内容の説明など
正しく飛行できるか確認しましょう。
(Telloの場合、LEDの色や点滅状態で正常かエラーが発生しているか確認します)
安全に飛行するためにこのような事前チェックが必要な事をこども達に伝え理解して貰いたいですね。
ドローンの基礎知識を含めてプログラミングを楽しく学んで行けるよう進めていきたいと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。