こどもプログラミング 早水 浩司
【JDAドローンマガジン 2023年3月17日掲載】
みなさんこんにちは、JDA福岡から早水(Falcon)です。
小学生(高学年)を対象としたこどもプログラミングですが、プログラミング飛行までに必要な事を伝えながら進めていくのか5段階で考えてみます。
<こどもたちへ>
1.ドローンを飛ばしても良いか周りをチェックしよう!
2.ドローンの機体チェックをしよう!
3.プログラミングでドローンが飛ぶよ!(飛行体験)
4.自分でプログラムを作ってみよう!
5.自分で作ったプログラムで飛ばしてみよう!
今回は、4についてです(1回目)
プログラミング教室はDJI社のTelloで実施予定です。前回までにTelloとパソコンを接続し事前に用意した「ひこう体験プログラム」で実際に飛行した所まででしたので、次にみなさんそれぞれでプログラミングして行きましょう。
1)Scratch3のアイコンをダブルクリックましょう。
Scratch3の画面が開きます。
2)Scratch3の画面で使えるブロックを組み合わせてプログラムを作っていきます。
「一番最初のブロック」ではじまり「一番最後のブロック」で終わりますので
その間にいろんなブロックを組み合わせていきましょう。
<ポイント1>
「一番最初のブロック」ではなにかのキー操作でプログラムがスタートする指示になります。
「スペースキー」や「Sキー」などのわかりやすいキーが良いと思います。
<ポイント2>
「一番最後のブロック」で選ぶのは「すべてのスクリプトを止める」を選びましょう。
「すべてのスクリプトを止める」→ いま実行しているプログラムを止める。
「すべてを止める」 → TelloとのWifi接続も含めてすべてが止まります。
※ 「イベント」(イベントブロック)
「スペースキーを押したら」離陸するとかTelloを操作するプログラムがスタートするきっかけ(トリガー)です。
目の前でプログラミング飛行する様子を体験し、こども達が自分たちで操作できる確信と意欲を持てるように伝えたいですね。ドローンの基礎知識を含めてプログラミングを楽しく学んで行けるよう進めていきたいと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。