未来のドローンパイロット育成に向けて 伊藤 磨辰

【JDAドローンマガジン 2023年7月26日掲載】

JDA北海道 オホーツクの伊藤でございます。

本日は4年振りに北見で開催された「防災フェスティバル2023」についてお話させて頂きます。

コロナ前は毎年消防組合・消防関係団体共催によるイベントとして開催されており、はしご車に乗ったり、放水体験等、消防隊の雰囲気を楽しめるイベントとして定着しておりました。今年はコロナも「2類→5類」と移行したことから、開催する旨当社にも連絡が入りました。前回も書かせて頂きましたが、当社は北見消防様と防災協定を結んでおり、有事の際のドローンを使った後方支援や防災訓練に参加しております。その関係で「ドローンの操縦体験」が出来ないか?といったお話を頂戴しており、空撮系ですと手続きや安全対策が大変ですので、「水中ドローンなら」とお受け致しました。

このイベントの体験スペースに来られるのはお子様が多く、こういったイベントが無ければ操縦する事は間違いなくできない為、消防様もドローン体験が出来ることに喜んで頂けました。ただ問題もあり、体験型のイベントにはそのブースに子供達が集中するとの事。12時30分~15時までのイベントとなっていることから、消防様の方で整理券を40枚作成してもらい1人/3分の操縦体験として計算しておりました。

朝からプールを搬入し、消防様のポンプ車で6tもの水を注水してもらい、いざイベントスタート。有難い事に当社ブースは長蛇の列となり、15時終了でしたが、配布された整理券分の子供たちに触ってもらう必要があった為予定時間を20分程オーバー。何とか乗り切りました。本当であれば列をなしている写真も手元にあるのですが、掲載許可を頂いておりませんので、開始前のブース写真を掲載させて頂きます。

今回触ってくれた子供達の中から一人でもこういった機体を活用し社会貢献や新たな産業を生み出してくれれば参加した私達にとってこれほどうれしい事はありません。来年も出展のオファーを頂いておりますので、今回以上に盛り上がり尚且つ時間内で終了できるよう反省会をしなければと思う今日この頃です。