ドローンにおけるESGとSDGs 武岡禄基

【JDAドローンマガジン 2024年2月21日掲載】


このたびの石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

また、被災者の救済と被災者の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表します。


まいど!!JDA大阪のRockyです!!

災害大国日本 いつどこで災害が起きるかわからない。

まさに平穏な毎日が当たり前ではないのが日本です。

僕が、ドローンを始めたのも東日本大震災がきっかけでした

災害時での活用をする事で沢山の命を助ける事ができるのがドローンだと当協会理事補佐の勝又さんに教えていただき学ぶ事ができたのです。

ただし我々が被災地で航行させようとするには切っても切れないものがございます。

それが、【緊急用務空域】です。

今回も令和6年能登半島地震でも緊急用務空域が発令されましたがドローンの活用が期待されすぐに緩和処置が行われました。30m未満での飛行は可能となったのです。それにより、多くの団体、企業、メディアが能登半島地域での貢献活動がしやすくなりました。

ただし、緊急用務空域が規制する以上の航行を行う場合は関係各位の依頼や許可申請や公共的連携が必要となってきます。発災時に活用する為には、我々パイロットがもっと多くを学ぶ必要があるのです。

法律が付きものですが多くの方に、メリットや貢献度を知っていただく事でドローンの世界が広がっていく事を望んでいます。物資輸送、捜索、状況把握、避難誘導、消火活動などは、災害時だけではなく普段の生活の中でも必要なことばかりです。

ドローンに関わる一人の人間として社会貢献は大きな使命だと感じています。

沢山の方暮らしや生活が豊かになるように微力ながらも日々精進していきます。