ドローン整備士のあれこれ 貫田 宗平

【JDAメールマガジン第014号 2020年9月15日掲載】

皆さんこんにちは。JDA札幌支部長のSHOPこと貫田です。

さて今回は離陸地点まで自動でドローンが戻ってきてくれる便利な機能である、リターントゥホーム(RTH)機能についてのQ&Aです。

Q:DJI Phantom4 PROを飛行させて、リターントゥホーム(RTH)を実行したところ、機体は離陸地点に戻らず、その場に着陸しました。なぜでしょうか。

A:機体がホームポイントから半径20m以内で飛行させているときにリターントゥホームを実行すると、機体はその場に下降し、着陸する仕様となっています。

そのため、機体をホームポイントから20m以上離した状態でリターントゥホーム(RTH)を実行した時にしっかりと戻ってくるかご確認ください。

※機体とホームポイントとの水平距離はアプリ内に表示されていますので、ご確認ください。

また、自動着陸時は送信機スティックのスロットル(上下)を最大まで上げると機体は下降せずホバリング状態となります。

そのため、意図していない場所に降りようとした際はスロットルを最大まで上げて、微調整を行うか、自動着陸のキャンセルをしてください。

リターントゥホーム機能は便利な機能ですが、細かい仕様や注意点などがございますので、是非ご参考下さい!

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