ドローン空撮カメラの基礎 平石 信一
【JDAメールマガジン第025号 2020年12月09日掲載】
こんにちは、YuuKuuです。
先月は2件空撮をさせて頂きましたのでその時のお話をします。
1件目は豪雨災害で鉄道も寸断された地域でした。
地域復興を考え行動する団体からの空撮に参加させて頂きました。
山間部の人家もまばらに点在しているような地域で、通っていた鉄道の再建も様々な事情で進まないようなところでしたが、なんとか人を呼び地域活性化にドローンが役にたてないかという活動でした。
もちろん線路の敷地内には入れませんが、古い鉄橋をメインに撮影を進めていました。
1ヶ所目は順調に撮影が終わり、2か所目に移動し撮影を始めようとした時に、ドローンの離発着場と考えていた場所の地主がお見えになり使用許可は出していないと言われました。
企画した担当者と現場担当者は別々の人で、ここで連絡のミスがあったようです。
我々も早々に機材をしまい撤収しました。空撮やフライトする際は地権者や関係各所には徹底した確認が必要な事を改めて思い知らされるエピソードになりました。
2件目も人里離れた山間の場所でしたが、イチョウの紅葉が有名なお寺で、写真撮影のために訪れました。
撮影を始める前に、お寺を管理されているボランティアの方から、収められている仏像の説明を伺っていると、思いもかけずドローンの話題になりました。なんと、ドローンを持っているなら撮影して良いと言うのです。それからあたふたとドローンを準備し空撮を開始!
勿論、本殿上空は避けての撮影でした。
しかしながら、大変残念なことに、まさかここでもドローンを飛ばせるとは思っていなかったため、バッテリーの充電が完全ではありませんでした。
2つの事から事前の確認と、もしドローンも携行するのであれば準備だけは怠らない様にしなければと考えさせらる出来事でした。
皆様もくれぐれも事前確認と必要な機材等の準備は忘れない様にしてくださいね。