ドローンの安全管理 野崎 豊文

【JDAメールマガジン第036号 2021年3月9日掲載】

皆様、こんにちは!JDA九州/沖縄ブロック長のHustler(ハスラー)です。

今回より「ドローンの安全管理」を行なう上で大事なもののひとつとして、「ドローンの安全機能」について書いていきたいと思います。

●Go Home 機能

ゴーホーム機能は、「リターントゥホーム(RTH)」や「自動帰還」と言われている機能です。

ドローンは、離陸地点(ホームポイント)を記憶しており、有事の際、または意図的にドローンを自動的に帰還させる機能ですね。

大きく3つの実行方法があります。

・フェールセーフ

操縦中に電波が途切れるなどの予期せぬトラブルによってコントローラーとの接続が切れた時に自動帰還する機能です。

・ローバッテリー

バッテリー残量が少なくなった時に自動帰還する機能です。

・手動操作(ゴーホームボタン)

コントローラの手動操作(ゴーホームボタン)で自動帰還する機能です。

この「ゴーホーム機能」はドローンの安全機能の代表的なものですが、一点注意が必要です。

それは自動帰還する時の「高度設定」です。飛行させる前に飛行エリアの一番高い物件よりも更に高い

高度を設定しておかなければ、帰還途中で衝突ということになりかねません。最近のドローンでは、自動帰還途中も障害物を迂回しながら自動帰還を行なうものも出て来ていますが、全てがそうではありませんので、必ず「適切な高度設定を事前にしておく」ことをお願いしたいと思います。

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それでは皆様、ご安全に!

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