ドローンプログラミング Scratch3.0 宮下 元利

【JDAメールマガジン第036号 2021年3月9日掲載】

こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。

今回は、Scratch+Telloとして開発した「TelloFlight」の次として考えているドローンプログラミングについて書いていこうと思います。

このメルマガをご覧の皆さんは、ドローンを飛ばす操縦される方が多いと思います。

車も同様で人が操縦するものですが、昨今は自動運転技術の発達が目覚ましいものがありますよね?

ドローンの世界でも「空飛ぶ車」の開発が進んでいたり、海外ではドローンでの貨物輸送が本格化していたりと操縦の自動化の技術も発展してきています。

DJIの製品であれば、GS Pro (https://www.dji.com/jp/ground-station-pro) のように自動フライトを手軽に設定するツールもありますが、私が考えているドローンプログラミングはもっと身近な世界になればと考えています。

GS ProやTelloFlightのようにユーザーがある程度の飛行プランを組み立てての農薬散布のオートメーション化や、もう少し進んでGPSやGoogleマップなどと連携した自動飛行プランの立案などもっと様々なノウハウを持ったシステムエンジニアが参入しやすい土壌(サードパーティ開発)を作りたいと考えています。

もちろんそのためには、突風などのイレギュラーへの対応が必要になりますが、その部分は実はSDK(開発者キット)として一部のメーカーからは提供されているので、非常時の対応などもプログラミングすることができます。

DJIの場合は、こちら (https://enterprise.dji.com/jp/sdk) のページのように様々なSDKを提供してくださっています。

TelloFlightの場合もメーカーが公開しているSDKであるTello SDK (https://dl-cdn.ryzerobotics.com/downloads/Tello/Tello%20SDK%202.0%20User%20Guide.pdf) をベースに開発を行っています。

このように開発者向けの開発用環境はメーカーから提供され始めています。

あとは、誰かが人柱になって実際にドローンプログラミングを行って情報発信をして普及させていく必要があるのが今の段階です。

私は第一弾としてTelloFlightを開発・公開しましたが、今後は他のドローン機種を対象としたドローンプログラミングの人柱となって情報発信をして行けたらなと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

このメルマガでも紹介しているScratch+Telloのドローンフライトプログラム「TelloFlight」使ってみていただけましたでしょうか?

TelloFlightについて、何かお気づきの点がありましたら、宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。

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