JDAドローンYouTuber 飯沼 純一

【JDAメールマガジン第037号 2021年3月16日掲載】

日本ドローン協会(以下JDA)の理事の飯沼純一です。

今回は、まだ場所と名前は明かせませんが、とある地域の消防本部の隊員の方々にドローンの教育と訓練を実施した話をご紹介したいと思います。

春一番の風が吹く中、我々は、とある消防本部の消防隊員の方々に対し、ドローンの教育と訓練を実施しました。

消防学校の屋外兼用の体育館をお借りしての基礎的な訓練内容でしたが、扉や大型シャッターを全開に開放しての飛行訓練は風が舞い良い訓練になったと思います。

すぐに実践の飛行をしなければならない方々ばかりでしたので、最初から安全装置解除モードでの飛行訓練を実施しました。

始めは右往左往するドローンの操作に手がいっぱい感がありましたが、すぐにコツを習得し、あっという間に上達されました。

また、安全確認や、補助者とオペレーターのペア飛行訓練も実施しましたが、ここで我々も学ぶべき大事な事が見えてきました。

消防の皆様は、無線や地声でのオペレーションの他に、少しばかり大げさなジェスチャー合図も実施されておりました。

補助者「オールクリア!良し!」の掛け声の後に右手か左手でグットを示し、オペレーター「良し!!」と声を出し、機体から目を離さず右手か左手でグットを示す。

このオペレーション、本当に素晴らしいと思います。

お互い声のみでは間違えてしまう事もあるかと思いますが、ジェスチャー合図を加える事での安全確認のダブルチェック、効果覿面ではないでしょうか。

周りにいた隊員や我々講師陣も安全が確認できていることが分かり、安心感がありました。

今後、安全講習の内容に取り入れていきたい内容ですね。

今回もご覧頂きましてありがとうございました~(^^♪

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