JDAドローンExperiment 飯沼 純一

【JDAメールマガジン第073号 2021年12月15日掲載】

日本ドローン協会(以下JDA)の理事の飯沼純一です。

今回は、とある東北地方県庁所在地市町村、広域消防本部主催の各消防署の隊長クラス22名様に対し、ドローンの基礎講座とデモ飛行を実施した内容をご紹介したいと思います。

各消防署の現場で活躍される隊員さんは、ドローンの講習を受講され火災現場等でバンバン飛行されドローンを活用されております。

しかし以前から疑問に思う事が多々ありました。それは、現場の隊員さんはドローンを知っていても、その隊員さんに指示や命令を出す隊長さんはドローンを知らないかもしれないと…。

その予想は的中してしまい、22名の中の数名様はドローンが飛行している所すら見た事が無いという事実でした。これでは災害が発生したりしても的確にドローン飛行に対する指示や命令が出せず折角のドローンが活躍できずに終わってしまうのではないか…。

さらには広域消防本部という事で、日本中どこでも災害が発生すれば有無を言わさずヘルプで出動になりドローンを飛ばすかもしれない事実をお聞きしました。

そこで本部責任者の方と打ち合わせをして、基礎のドローン講習とデモ飛行を実施する事になりました!

ご参加頂いた隊長クラスの皆様は真剣に講義を聴いて下さり、たくさんの質疑応答にご対応しました!

また、デモ飛行では高倍率可能なズームカメラでのデモ飛行やスピーカー搭載ドローンの飛行などなど、皆様にドローン活用の有効性を実体験で確認して頂きました。

ドローンを飛ばすオペレーターの教育講習は今後もっと必要になってきますが、そのオペレーターを指揮命令する責任者クラスの方々の講習も忘れてはならない大事な事だと再認識しました。

今回もご覧頂きましてありがとうございました~(^^♪

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