ドローンにおけるESGとSDGs 武岡禄基
【JDALINEマガジン 2022年6月29日掲載】
まいど!JDA大阪支部Rockyです。
SDGsという言葉をお聞きした事はございますか?
ドローンとはとても親和性が高く社会の問題解決のきっかけになると考えています。
メルマガでは【ドローンにおけるESGとSDGs】を発信していきます。
先ず、「SDGsってなに?」からお話をしていきます。
☆SDGsとは!?☆
【持続可能な開発目標】Sustainable Development Goalsの略称となります。
2015年の国連サミットで採択され2016年〜2030年までの15年間の期間で17項目の課題をクリアする為に世界中の皆で頑張ろうというアジェンダです。
世界中に起きている事に『他人事では無く自分事なんだ』という想いを持つ事SDGsにおける1番必要なことです。
では、17項目の課題は何なの?
- 貧困を無くそう
- 飢餓をゼロに
- 全ての人に健康と福祉を
- 質の高い教育を皆に
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくり
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう

皆様17項目についてどうお考えになりますでしょうか?
先人達が築いてきた文明の発展により、便利にはなりましたが同時に、地球を蔑ろにして大きな問題を生み出してしまったのでは?
これからドローンは、より活躍する場が増えて行きます。
ただ、我々次第だという事です。
例えば、2番の【飢餓をゼロに】ですが我々、日本人には関係のないことでしょうか?
国内自給率は下がっていく一方で高齢化が進み、働き手は減り同時に、円安が進み、世界の情勢は変化し、貿易に頼れない中跳ね上がる物価と給料の格差に【飢餓をゼロに】どころか増える一方では?
この課題に向き合って行くためには、日本の耕地 約434万のうちの高齢農家の事業継承とスマート農業の導入、ドローンを活用した効率的作業の拡大が必要だと感じています。
こういったSDGsでの課題とドローンの活用を今後は、もっと掘り下げて発信していきますので次号も楽しみにして頂けると幸いです。 ありがとうございました。