ドローン×農業 日高 雄一郎

【JDAドローンマガジン 2022年8日10日掲載】

皆さんこんにちは。
JDAアグリフライヤー 認定教官 のJokerこと日高と申します。

茨城県常総市の農薬散布案件、無事に終了いたしました。
総勢6チーム、DJI T30とNTT e-Drone Technology AC101に加えてDJI MG-1も出動し、無事に事故無く終えることができました。
参加いただいた皆さま、大変お疲れさまでした!

記事を書くたびにお伝えしていますが、とにかく飛行させている時間をいかに長く、ピット作業をいかに短くするか。
初めて携わった方はこの意味を実感いただいていることと思いますが、今年のメンバーは非常に優秀!最初こそ手順に時間がかかった部分もありましたが慣れてきたらスムーズに流れ始めましたね。

また、今年は同じ日にヘリの散布も行ったそうですが…なんとヘリが「撒き忘れ」をやってしまったようです。
本来散布しなければならないはずの圃場の数ヶ所で散布をしていなかったとのことで、担当者は大慌て。
急遽茨城支部長に連絡が入り、支部長自ら撒き忘れ部分をAC101で追加散布してくれました。

ドローンでの農薬散布、こうした「緊急発進」ができることも魅力のひとつですよね。
来年はさらに広範囲の圃場でチームJDAの農薬散布チームが活躍することでしょう。

さて、次回は埼玉県上里町の実証実験参加のご報告をいたします。
ドローン散布と手巻き散布、どれだけの差がでるのか…なんて無謀な実験を(笑)
結果報告、楽しみにお待ちくださいね。