ドローンにおけるESGとSDGs 武岡禄基
【JDAドローンマガジン 2022年9月25日掲載】
まいど!!JDA大阪のRockyです。
本日の【ドローンにおけるESGとSDGs】ですが、空中ドローンではなく水中ドローンを題材に持ってきました。
水中ドローンとは文字通り水中を航行する機体の事で通称ROVと言います。
今回は、実際に行った活動をもとに紹介致します。
現在、日本だけではなく世界で海、池、湖、川などの環境破壊が深刻化しております。
今回は、使い捨てカイロの鉄イオンを利用した水質の浄化を目的とした研究をしている東京海洋大学と研究をしているGoGreenProjectno山下代表と共に湖の調査を行なってきました。
- 水中の透明度の調査
- 水中の微生物の調査
- 水中土壌の調査
- 生態系の調査
水中ドローンの付属品を活用することにより湖での必要な栄養素や外来種の駆除など明確化されていきます。
これまで、我々人間ができなかった調査を水中ドローンで補うことにより今後の環境改善に大きく一歩をもたらすことになると考えています。
ドローンで原因究明を行うことで、水中の汚染に対して正しく改善する事を可能にしていくことができます。
水中ドローンを活用してできる中に、
・水中の透明度
・水中のバクテリアの採取
・土壌の採取
この三つを重ねて調査することにより、メタンガス、硫化水素、鉄イオン不足など、水中で起きる悪影響の要因を究明するきっかけとなります。
この事を踏まえた上で、水中ドローンの活用は世界的に増えていくと感じていて、今後期待する中にはマッピングやレーザーなど大きく進化を遂げて、より環境の改善につながるものが増えると期待しています。
