FPVドローン ELRSプロトコルを使用する際のお話 貫田 宗平

【JDAドローンマガジン 2025年10月1日掲載】

皆さんこんにちは。JDA札幌支部長のSHOPこと貫田です。

今回もFPVドローンについてのお話しです。

現在FPVドローンでは長距離・高速通信プロトコルであるELRSを使用するケースが増えてきています。今回はそのELRSプロトコルを使用する際のお話しです。

Q:ELRSプロトコルで機体と送信機をバインドさせようとしましたが接続できません。

バインドさせるには機体受信機側と送信機側のELRSのバージョンを合わせる必要があると聞いています。機体受信機側のELRSのバージョンはどのように確認できますでしょうか。

A:ELRSのバージョン確認方法(機体)は以下の通りです。

  •  内蔵SPIタイプ(AIO FC内蔵受信機の場合)

ELRS受信機のファームウェアは FCファームウェアに含まれます。

Betaflight Configuratorで機体をPCに接続 → CLIタブで「VERSION」と入力すると、Betaflightのバージョンを確認可能です。

BetaflightとELRSのバージョン対応は下記の通りです。

Betaflight Version Built-in SPI ELRS Rx FW Version
4.4.X
4.5.X
3.X
4.3.X2.X
  •  外付け受信機タイプ&Serial ELRSタイプ(UART接続の受信機の場合)

(1)機体をWiFiモードにし、PCと接続

プロポを起動せず、FC(受信機)だけをバッテリーで起動し、約60秒待つと受信機がWiFiモードになり、LEDが高速点滅します。

※VTXが熱を持つので、小型扇風機などで冷却しながら作業推奨。

PCのWiFi一覧に「ExpressLRS RX」が表示されるため、「接続」を選び、パスワードに「expresslrs」を入力します。

(2)ブラウザでアクセス

接続が成功すると、自動的にブラウザが立ち上がり「10.0.0.1」が開きます。

開かない場合は手動でブラウザのアドレスバーに10.0.0.1と入力します。

表示された設定画面に 受信機のELRSバージョン が記載されている