産業系空撮機のイベントのお話 伊藤 磨辰

【JDAドローンマガジン 2026年1月7日掲載】

JDA北海道 オホーツク伊藤で御座います。

今回は遅咲きながら産業系空撮機のイベント 開催の事を記載致します。

上記にありますように、普段見る事の出来ない、産業系機体のデモフライトや遠隔操作アプリによるフライトを見てもらうといったイベントを開催致しました。

私としてもこの事業を立ち上げて10年が経ちました。不特定多数の方をお招きしたイベントの開催をしたいと思っておりましたが、なかなか人員が定着しない事と、言い訳になりますが、日々様々な業務が入ってくる中余裕がない事もあり、やりたいと思いながらもできずに来ておりました。「私の業務の棚卸」を今期のテーマとして若手スタッフにもともと私がやろうとしていたことを専任化し、企画・準備・運営を全て任せ、私は報告とそれに関するアドバイスといった裏方に徹する等「責任感」を養ってもらう事に致しました。

イベントとしては「興味がある・入れ替えを検討している」方をターゲットとし、約20名の方達に見てもらえました。遠隔操作メインの機体が動いた時には感動の声が上がる等、イベントとしては成功裏に終える事が出来たのではないかと思っております。また当初の予定通りスタッフも達成感を感じる事が出来たと報告をもらう等全てが思惑通りに進める事が出来ました。 既にドローンを事業で運用されている方が多かった事もあり、質問の質も高かったように思えます。

産業系は高額な為、費用感が知りたい等、即決できるような商品ではありません。故に、実際に見て、疑問点を潰していき運用される方自身で「必要」かどうかを判断して頂く事が重要だと考えております。この事業を通じて測量・建築土木関連企業様の方達からお話を伺っていく中で意外と多かったのが、「社長が導入を決め、運用を任された」という声でした。自身はよくわからない中、今日に至るまで、自身で悩みながら運用されておられます。その中で得たノウハウは莫大です。

今後はこういった方達に本当に自社の業務レベルに見合う機体は何なのか?がよりイメージしやすくなったのではと感じております。今イベントも当社単体では開催できず機体の貸し出しや操作アプリの説明をお願いし快く了承して下さった㈱AIRSTAGE様には感謝しかありません。外部の助けもあり、イベントも無事に終える事ができました。

北海道はどうしても雪が降る前に仕事が集中してしまうため、人を集めるイベントも冬になりがちになってしまいます。来年は夏場に開催し人の集まり方含めてサンプルが取れればと思っておりますが、そういった話が若手から出てくれる事を祈る今日この頃です。