未来を語る ~未来の結婚式について~ 久保 正樹
【JDAドローンマガジン 2026年1月21日掲載】
皆さんこんにちは。日本ドローン協会 和歌山事業所のMonkey こと久保です。
今回のテーマは
未来を語る ~未来の結婚式について~
ドローンマガジン初回に軽く自己紹介をさせていただいた通り、ハンティングドローンでの有害鳥獣の追払いやドローン国家資格実技免除講習も行っておりますが、実のところ弊社「DRONE SKY LLC.」のメインの売上は婚礼当日の写真撮影やウェディングフォト、成人式や753、お宮参りなどのスタジオ事業「studio TRINITY」であります。
しかし、現在結婚式の件数は軒並み下がっていっております。
2020年にコロナウィルス感染症により、結婚披露宴は延期や中止された方も多くいらっしゃいました。
コロナウィルスが終焉したと言われるようになった2023年4月以降、婚礼が2019年の頃のように件数が戻ってくるという思惑とは裏腹に、物価高等も影響し現在も件数は下がり続ける一方です。
おそらく今は結婚をする二人の親世代もお金に余裕はなく、当然当人たちもお金に余裕はなく、①結婚式②新婚旅行③その後の暮らし、ということを考えた際に増税や物価高も踏まえて考えていくと③のその後の暮らしのために貯蓄は置いておく、また結婚式でのローンは組むことは論外と考え、①の結婚式はしなくても良いかとなるのかもしれません。
たしかにコロナ以降、結婚式の撮影よりウェディングフォトの撮影の方が多くなりました。
しかしそうなると、巷の写真スタジオの多くもウェディングフォトに重きをおいていくこととなり、また衣装屋さんや美容室も新規にスタジオ事業に参入するほか、フリーランスでフォトを撮影する方も増えたりとウェディングフォトの売上も分散する流れとなってるように感じます。
では未来の結婚式はどのようになっていくのでしょう?
前述したとおり、
A.ウェディングフォトで写真を残し、家族にも披露する。
B.結婚式をしない。フォトなども撮らない。
B´.結婚式をしないが型物の記念撮影だけ行う。
この上記のパターンはこれからも選択肢としてあるでしょう。
C.結婚式場(ホテルや専門式場)で結婚式、披露宴を行う。
D.神社婚を行う。当スタジオでも行っていますが神社で結婚式をしたのちウェディングフォトを撮影したりお食事会をすることもできます。
上記A~Dは今までにも行われていた選択肢といえます。
未来はもっともっと選択肢ができると考えるならば、
E.ドレスは着ないスーツでの結婚の報告(神社参拝)
F.私服での人前式(家族や知人と会場などを借りることもなくホームパーティを行い、人の前で誓う)
G.オンライン結婚報告会(コロナ禍でも実際ありましたが・・・)
H.オンラインゲーム内結婚式
I.ドキュメンタリー映像とウェディングフォトムービーを組み合わせた二人のシネマ映像で結婚を配信報告
などなど様々な方法も考えられます。
昔からの「結婚式」とは、本来ご両親やご先祖様への感謝や両家の結びつきの原点であり、親戚や友人、職場などへの報告も含め、盛大に二人の門出を祝うものでありました。
近年は田舎での結婚式は交通の便やお足代などのことも考慮した予算の問題で減ってきているといえるかもしれません。
少子化がすすみ結婚に希望を見いだせない今の日本の中で、結婚式という伝統や文化が衰退していくことは非常に寂しいものです。
結婚式だけでなく、さまざまな伝統や文化が失われていく日本の未来を変えていくことが大切であると私は考えております。
今回、まったくドローンが出てこない話でしたので、今までの結婚式とドローン撮影の私の経験をお話しします。
挙式当日にドローンを飛行させて映像を撮影する。
挙式当日はドローンでの飛行はスケジュールの問題や飛行の際の音の問題、安全性の問題とかなり考慮すべきところが多くさまざまな制限があります。
飛行できるであろうところは挙式前の二人だけの写真や映像を撮影するタイミングか、挙式後のフラワーシャワー、宴会場内で小型ドローンの飛行をさせる(ただし、入場のタイミングなど会場内が暗転するタイミングも多いので気を付けて飛行させる必要あり)、お開き後のお二人の写真映像撮影のタイミングくらいしか飛行の出番はないと思いますし、実際私の場合もそうでした。
よっぽどお二人がドローン好き等があればドローンでファーストバイトのスプーンを運ぶなど何かを運ばせたり、ドローンを使ったショー的なことにも使えるかもしれませんが、撮影する側としては前述した通りです。
また専門式場では飛行させやすいですが、ホテルの式場では宿泊者の問題で飛行できない会場もありました。(観光地のホテルでお風呂が窓側にあるので宿泊者からの苦情を考慮し飛行できないなど)
婚礼の前撮りやフォトウェディングの撮影の際はドローンも活躍の機会が増えます。
特にロケーションフォト(山や海等での撮影)では広大な映像を撮影することも可能です。
ただし、今はドローンを規制しているところも多くなってきました。
お城などの史跡では県や市町村主催のイベントや観光用映像などでないと飛行の許可が下りないので、一般的な企業やウェディングフォトなどの営利目的の撮影は不可能です。
また、観光地でも和歌山でいうと白浜のビーチや千畳敷といった観光地でのドローン飛行は許可が下りません。
人気な観光地で申請をだせば飛行させることができるところもありますが、人気が裏目に出て、人の映り込みがひどい場合もあったりします。 いかに今は人気が少ない絶景ポイントを開拓することがロケーション撮影の中でも重要だと言えます。



次回の「Monkey 未来を語る」は未来の人体をテーマに語ってみようと思います。。

