ドローン法務・運用マスター 佐々木 慎太郎
【JDAメールマガジン第007号 2020年7月21日掲載】
「申請マニア」の行政書士、佐々木慎太郎です。
バウンダリ行政書士法人の代表をさせていただいております。
今回は、まず本編初回ということで、「そもそもドローンって何？」というところを、説明していきたいと思います。
最近は水中ドローン、ドローンタクシーという言葉もよく聞くようになってきました。
諸説色々あるのですが、私のメルマガでは「ドローン」は航空法上の「無人航空機」「模型航空機」と定義することにします。「無人航空機」の方は規制が厳しいです。
海外ではUAV（Unmanned Aerial Vehicle 無人航空機）とも呼ばれています。
「無人航空機」は航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって、構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦（プログラムにより自動的に操縦を行うことをいう。）により飛行させることができるものをいいます。そして、重量が200グラム以上のものをいいます。
それに対して、「模型航空機」は重量が200グラム未満のものをいいます。
ここでいう「重量」は、機体本体の重量とバッテリーの重量の合計で、バッテリー以外の取り外し可能な付属品の重量は含まないものとしています。航空法の手続きをする際、非常に重要な情報となります。
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