ドローン法務・運用マスター 佐々木 慎太郎
【JDAメールマガジン第023号 2020年11月17日掲載】
「申請マニア」の行政書士、佐々木慎太郎です!
航空法の飛行許可・承認申請についてお話します。
飛行許可・承認申請は、前回取り上げた飛行禁止区域で飛行させる場合(許可が必要)や、夜間飛行や目視外飛行等の方法(承認が必要)で飛行させる際に必要になります。
申請方法は、一部例外もありますが、主に郵送申請(事前にメールで審査)、直接申請窓口に行く、オンライン申請の3つの方法があります。
現在、オンライン申請はDIPS(ドローン情報基盤システム)というもので行っています。
申請後、審査要領に従って内容を審査し、問題なければ許可・承認書が発行されます。
許可・承認書自体は、オンライン申請やインターネットで分かりやすく紹介しているサイト等も多くあり、取得することができるかもしれません。
ただ、実際に業務を行う際、適切な許可・承認を取得し、内容を理解している事業者はかなり少ないと感じています。
事故が起こってから調査されて許可・承認違反が発覚した、又は業務を受注する際に現在の許可・承認書が使い物にならないことをコンプライアンス徹底している発注者から指摘されて初めて気付くということがほとんどです。
知らないでは済まされないので、適切な許可・承認を取得するよう心がけていきましょう。
◆お知らせ1:noteはじめました
バウンダリ行政書士法人の代表の佐々木が、管理団体や免許制、講習団体の取得方法について解説しています。
https://note.com/shintaro_sasaki/m/mba65b8d5af22
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