ドローン赤外線カメラの活 検崎 雄二

【JDAメールマガジン第024号 2020年12月1日掲載】

JDA会員の皆様、とうとう12月ですね。今年はコロナ一色でしたが、年末になってしまいました。

こんにちは! 福岡支部長の検崎です。

赤外線カメラについて書き始めましたが、コロナ禍の中、巷に多くの赤外線カメラがあふれるようになりました。空港やデパート、小学校や中学校まで温度感知するために赤外線システムが大活躍です。

この赤外線システムは、軍事用に開発されました。DJIの赤外線カメラもアメリカのFLIR社で作られていて、購入の時に身元の登録が必要です。又は転売の時もメーカーに何処に転売するか転売先の明記が求められます。

この様に、巷には軍事目的で作られたものが、普通に正確に溶け込んでいます。

料理で使う、「サランラップ」は、火薬を湿気から守る為に開発されたと言われています。料理用ラップフィルムの先駆けは、1940年代にアメリカのダウ・ケミカル社によって開発されました。当時は太平洋戦争のただ中で、マレー半島やフィリピンのルソン島などで戦闘が繰り広げられており、戦地に送られた兵士たちは高温/多湿の気候に悩まされ、それを救ったのがラップフィルムでした。

主な使い道は、

・銃や火薬を包み、湿気から守る。

・靴の中敷きにして、水虫を防ぐ。

・蚊から身を守る蚊帳(かや)

だったようです。蚊帳と聞くと網(あみ)をイメージするが、ラップフィルムをからだに巻き付けるなどしてマラリアから身を守っていたと言われています。

1945年に終戦を迎えると、ラップフィルムの需要は減り、ほとんど使い道がない無用の長物となりましたが、ダウ・ケミカル社の社員たちがピクニックに出かけたときに、台所用品に生まれ変わる事件が起きました。一緒に来た奥方が、お弁当をラップフィルムに包んで持ってきたのです。

これを見た社員たちはさっそく商品化に取り組み、料理用として販売し、今のサランラップがあります。

もちろん、皆さんが使っているドローンは言うまでもありません。

今回は、赤外線の話ではありませんでしたが、赤外線カメラをドローンに付けて飛ばすことを考えている方は、赤外線Zoom講座を行っています。赤外線Zoom講座は、問い合わせいただければ、日時の調整はいつでも可能です。 

空いた時間でスキルアップはいかがですか?

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