ドローンプログラミング Scratch3.0 宮下 元利

【JDAメールマガジン第029号 2021年1月12日掲載】

新年あけましておめでとうございます。IT部長の宮下@Ghostです。

今回は、Scratch+Telloのドローンフライトプログラム、TelloFlightを使ったイベントが開催されたので、その様子を少し紹介したいと思います。

以前にも紹介しましたが、東奥日報社様主催のプログラミング教室にてTelloFlightが活用されています。

12月5日を皮切りに、全6回の教室が実施されました。

お子さんにはそれぞれChromeBook端末が1台ずつ割り当てられ、TelloFlightのWeb版でプログラミングを行いました。

いくつかのグループに分かれて実施し、お子さん同士がコミュニケーションをとりながらどうプログラムを作ってよいのか実施。

中にはScratch経験者のお子さんもいて、グループ内での主導的な立場で実施していました。

また、当日は大学生、高校生のボランティアスタッフも小学生のお子さんのフォローを行い、彼らにとっても「物事を教える」という良い経験になったようです。

Web版ではTello本体を飛ばす機能はないため、プロジェクトファイルをエクスポートして、フライト用に準備していたWindowsPCに移して飛ばしました。

飛ばす前に、お子さんが作成したプログラムに大きな不備がないかをスタッフが確認して飛ばしています。

実際に自分たちが作ったプログラムでドローンが離陸すると、大変喜ばれました。

すぐには課題に沿ったフライトは出来なかったチームが多かったですが、かなりの割合で最後は課題をクリアしていました。

終了後のアンケートでも親御さん、お子さん共にアンケートの内容は大変好評でした。

今後もTelloFlightを通じて、ドローンやプログラミングに興味を持ってもらえたらなと思っています。

今後は、日本ドローン協会主催のイベントでもTelloFlightを活用したドローンフライトプログラミング体験会を開催していく予定です。

しかしながら、昨今のコロナ渦の中でリアルでの体験会はすぐには行えないかもしれません。

そんな時は、TelloFlightのWeb版でフライトシミュレーションを行ってみてはいかがでしょうか?

https://jforf.pro/scratch/

上記のURLから私が公開している改造Scratchが利用できます。

拡張機能でTelloFlightを読み込めば右上のステージと呼ばれる部分がWebGL製のシミュレータに置き換わります。

あとは実際にScratchでTelloフライト用のプログラミングを行えばシミュレータ上でドローンを飛ばすことができます。

商用利用不可の個人・教育用途であればどなたでもご利用できますので、お家の中でドローンプログラミングのシミュレーションをしてみてください。

※Web版を含め、TelloFlightは随時更新しています。

TelloFlightについて、何かお気づきの点がありましたら、宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。

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