ドローン整備士のあれこれ 貫田 宗平

【JDAメールマガジン第034号 2021年2月24日掲載】

皆さんこんにちは。JDA札幌支部長のSHOPこと貫田です。

今回も前回に続き、お問い合わせが増えてきましたFPVドローンについての事例を紹介いたします。

Q:BETAFPVの機体を飛行させる際、アーミングは問題なく行うことができモーターを回すことは出来ますが、いざ離陸させると、機体自体がらせん状に回転し、正常に飛行できない状態となってしまいます。

A:まずはモーターの回転方向について、以下について確認お願いします。

【①モーターの回転方向がプロペラの回転方向に対して、正しく回転しているかの確認】

・すべてのモータの回転方向が逆の場合

BETAFLIGHTソフトウェア内の基本設定から「モーターの回転方向を逆転」のボタンをOFFかONに変更して回転方向を逆にして飛行できるか確認してみてください。

・一部のモーターのみ回転方向が逆の場合

「BLHeli Configurator」というソフトをダウンロードし、PCと機体を接続して、ソフトウェアを立ち上げます。このソフト上でモーターの回転方向を個別に変更することが出来ますので、回転方向が逆になっているモーターに対して、正しい回転になるように設定をして確認してみてください。

モーターの回転方向とプロペラの回転方向が同じ場合は以下を確認してみてください。

【②実際のモーターの回転方向とBETAFLIGHTソフトウェア内にて表示されているモーターの回転方向が同じになっているかの確認】

・実際の回転方向と画面上の表記の方向が逆の場合

この場合についてもBETAFLIGHTソフトウェア内の基本設定から「モーターの回転方向を逆転」のボタンをOFFかONに変更して回転方向を逆にして飛行できるか確認してみてください。

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