ドローン空撮カメラの基礎 平石 信一
【JDAメールマガジン第045号 2021年5月25日掲載】
こんにちはYuuKuuです。
ここしばらくは緊急事態宣言や蔓延防止措置に梅雨が重なり外出する機会がめっきりと少なくなっている事とおもいますが…。
こんな時期はカメラの設定を見直す時間にしてみてはどうでしょうか?
一眼レフカメラもメーカーに拠って色味など様々な特徴があります。
ドローンも同じくメーカーが使用しているカメラに拠って違いがでてきます。
ISO感度、F値、シャッタースピード、ホワイトバランスをA社とB社のドローンに同じように設定しても同じような画像・映像にならない事があります。
こんな時期だからこそドローンを雨に濡れない窓際などに置いて設定の組み合わせを試してみてはどうでしょうか?
ISOの数値を大きくすれば少々光量が少なくても明るく映りますが画像は荒くなります。
F値は小さな値だと明るい画像になりますが近くにピントが合い、大きくするとその逆になります。
シャッタースピード(SS)は、速くすれば綺麗な静止画像になり、遅くすると流れた様になります。
動画の場合はフレームレート(FPS)1秒間に何回シャッターを切るかの設定も大事になります。
1秒間に多くのシャッターを切る、つまり1秒間に何枚の静止画像を撮影するかの設定になります。
多くの画像があればスロー再生動画はスムーズになります。
ホワイトバランスの調整はより自然な色合いに近づけることも全く違う印象の画像に出来ます。
色温度の調整も同じようになります。
これらを総合的に調節して状況に応じた設定にして、狙った対象を想い通りに撮影出来るようにこ
準備する時間にするのはどうでしょうか。
試し撮りした画像や動画をPCなどで再生する事もお忘れなく。
プロポの画面やタブレットで見たものとは色味が違うこともありますので、確認する必要があります。
規制が解除され、撮影に行けるようになる日を心待ちにして設定の再確認の時間にするのも良いかと思います。