ドローン×プログラミング 宮下 元利

【JDAメールマガジン第060号 2021年9月08日掲載】

こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。

残暑お見舞い申し上げます。

暑い日と涼しい日を繰り返す日々でしたが、涼しい(やや肌寒い)日が増えてきましたね。

私はこの記事を書いているときは釧路にいますが、釧路は肌寒く感じる日が多いです。

さて、今回の記事では「高等学校でのプログラミング教育」について紹介したいと思います。

初等教育、中等教育のプログラミング教育の必修化については以前に紹介したかなと思います。

2022年度からは高校生を対象としたプログラミング教育の必修化が始まります。

これにより、今後の子供たちは小学校から「論理的思考」を学び、中学高校とで「コンピュータとプログラミングによる問題解決」の初歩的な知識を習得することになりますね。

高校でのプログラミング教育は「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」の2種類があります。

必修化となるのは情報Ⅰで、続く情報Ⅱは選択科目となります。

情報Ⅰでは、平易な記述が可能なプログラム言語で問題解決に取り組むことができるレベルを到達目標していて、情報Ⅱではさらに情報システムを設計してプログラミングをする方法を理解し、教室内などで実現可能な小規模の情報システムを制作することが目標と設定されています。

ここまでくると、情報系大学で非常勤講師をしている身としては、大学1年生レベルを軽く超えるレベルが設定されているなと思います。

今後、情報系大学でもシラバスなどの見直し・強化が進むのではないかと私は思います。

相対的に情報系の仕事に就く人の質の向上にもなるのではないでしょうか。

小中高の教育要綱の中で、Telloのような外部からのプログラム制御ができるホビードローンは教育題材としては非常に適していると思います。

最初はScratchなどでプログラミング的思考を習得し、徐々にプログラム言語に触れていく。さらには上位の設計書などのドキュメントの記載経験もできると思います。

プログラミング教育の必修化とともにドローンプログラミングの裾野も広がってほしいものです。

ホビードローンTelloは小学生から大学生まで教育題材として利用できます。

TelloFlightやドローンプログラミングの教材などでご質問などがありましたら、宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。

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