こどもプログラミング 早水 浩司

【JDAドローンマガジン 2022年8月5日掲載】

みなさんこんにちは、JDA福岡から早水(Falcon)です。

保護者の方々もお子様と一緒に考えて進めていけるように、こどもプログラミングの必要性とその目的(成果)を理解して頂けるよう保護者の方々向けに説明します。

情報化やグローバル化といった社会変化により、人工知能・AIなどの技術革新が起こっている社会となり、これからの生活スタイルは大きく変わり、今ある仕事の半数が自動化されると予測されています。

子供たちが自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力を育んでいけるような学習を目指していきましょう。

家電や自動車をはじめ、身近な多くの物にコンピュータが内蔵され、これからの社会を生きていく子供たちにとっては、あらゆる場面でコンピュータを活用する事が求められ、将来どのような職業につくとしても、極めて重要です。

<目的(成果)>

情報活用能力を身につける。
情報及び情報手段を主体的に活用していくための個人の基礎的な力  

A.情報活用の実践力
ICTの基本的な操作、情報の収集・発信  

B.情報の科学的な理解
情報手段の特性・しくみの理解、プログラミング  

C.情報社会に参画する態度
情報モラルの必要性、情報に対する責任

発達の段階に即して、プログラムや情報技術などの働きに気付き、コンピュータ等を活用して、よりよい人生や社会作りに生かそうとしていけるように育成する。

児童にとって身近な問題の発見・解決にコンピュータの働きを生かそうと主体的に取り組んでいけるように育成する。

他社と協議しながら粘り強くやり抜く態度や著作権等の自他の権利を尊重したり、情報セキュリティの確保に留意するなど情報モラルをもてるように育成する。

プログラミング的思考を身につける、(トータルな情報活用能力を育成する)
自分が意図する一連の動きを実現するために、

・どのような動きの組み合わせが必要か

・その動きに対応して記号をどのように組み合わせるか

・記号の組み合わせを改善していけば、思う動きにより近づけるか

このような論理的思考力を身につける。

次回は、この事をこども達にいかにして伝えていくのか考えて行きたいと思います。