ドローン×プログラミング 宮下 元利
【JDAメールマガジン第052号 2021年7月13日掲載】
こんにちは。IT部長の宮下@Ghostです。
今回もTelloFlightに関するお知らせです。
TelloFlightは、私が開発・公開をしているホビードローンTelloの制御パッケージになります。
Scratch3.0+ドローンでのドローンプログラミングが行えるものになっていて、小さなお子さんから大人までTelloでプログラミング学習をすることができます。
この度、私が非常勤講師を勤めている北海道科学大学の小学生向けイベントで活用いただくことになりました!
昨年行われた青森県でのイベントと同様で、募集からあっという間に定員に達したようです。
やはりドローンに興味のある親御さんは多いようですね。
今回のイベントでは、青森でのイベントと同様に、まずはTelloFlightのシミュレータ機能を用いて、お子さんたちにTelloのフライトプログラムを作ってもらい、プログラムの完成度を高めてもらいます。
その後、実機のTelloを飛ばして自分たちで作ったプログラムでドローンが飛ぶ体験をしてもらう流れです。
青森でのイベントでは、ChromeBookを使用していたため、シミュレータはWeb版を使用してもらいました。その後、実機フライト用にWindowsPCに作ったプログラムを移植して飛ばす流れでした。
今回のイベントではWindowsPCのみで実施するということだったので、ローカル版用のシミュレータの開発も行っています。
これにより、Web版でなければ使えなかったシミュレータ機能をローカル版でも利用できる形になり、インターネット接続環境がなくてもシミュレータを利用したTelloFlightでのフライトプログラム開発が可能となります。
特に小学校などの端末ではネットワーク制限が掛けられているケースもあるため、そういった場合にも対応できるようになります。
ローカル版シミュレータを搭載したTelloFlightは最終調整を行っていますので、近日中には公開できるかと思います。
今後もTelloFlightの改修は進めてまいりますので、ぜひぜひ使ってみてください。
TelloFlightやドローンプログラミングの教材などでご質問などがありましたら、宮下(miyashita@alldrones.org)までお問い合わせください。